楽天が提供するQRコード決済サービス、楽天ペイ。
ポイントが貯まりやすいと聞いて使っている人も多いのではないでしょうか。
ポイント二重取りできるという話を聞いたことがある方も多いはず。
という疑問や要望をお持ちの方向けに、
- 楽天ペイでのポイントの二重取りの仕組み
- さらには四重取り、五重取り・・・の方法
まで詳しく解説していきます。
楽天ペイでのポイント二重取りの方法は二つある
最初に結論ですが、楽天ペイでは二つの方法でポイント二重取りが可能です。
結論
- 楽天ポイントカードを提示し、決済する(ポイント加盟店限定)
- 楽天カードで残高をチャージし、決済する
この二つは組み合わせOK。
組み合わせでポイント三重取りも可能です。
あとで解説しますが、キャンペーンや他社サービスを活用すれば
ポイントの五重取り、六重取りも可能。
それぞれの仕組みと使い方の詳細を解説していきます。
楽天ポイントカードを提示し、決済する(ポイント加盟店限定)
まずは、楽天ポイントカードを活用する方法。
- 楽天ポイントカードを加盟店で提示
- 楽天ペイでの決済
によってそれぞれポイントが付与されます。
この方法は楽天ポイントカードの加盟店でしか使えないのでご注意ください。
ケース | ポイント還元率 |
---|---|
楽天ポイントのバーコードを提示 | 0.5〜1.0% (加盟店によって異なり、楽天ポイントカード側で付与) |
楽天ペイで決済 | 1.0% |
ポイント還元率は合計1.5〜2.0%
楽天ポイントカードの加盟店とは、楽天ポイントカードを見せると楽天ポイントが貯まるお店のこと。
加盟店例
- マクドナルド
- ガスト
- すき家
- ファミリーマート
- 西友
飲食店以外にも、スーパーや百貨店、ドラッグストア、ファッション、書籍、家電など
様々なジャンルの店舗が参加しています。
楽天ペイと楽天ポイントは別の仕組みなので、
「楽天ペイは使えるけど、楽天ポイントカードは対応していない」というお店もあります。
楽天ポイントカードが使えるお店には、「楽天ポイントが貯まる」というステッカーや掲示が必ずあります。
事前に確認しておくようにしましょう。
以下、二重取りの手順を解説します。
- 「ポイントカードありますか?」と聞かれたらアプリのポイントカードをタップ
- お店の方にバーコードを読み取ってもらう
- 会計金額を伝えられたらコード・QR払いをタップ
- バーコードを読み取ってもらい決済する
これで楽天ポイントカード分と楽天ペイ決済分のポイントを二重でゲットできます。
楽天カードで残高をチャージし、決済する
次は、 楽天カード を活用する方法。
楽天ペイでは、楽天キャッシュという電子マネーに残高をチャージして使うのが一般的。
クレジットカード払いで買い物すると、ポイントが貯まりますよね。
楽天カードの場合、
楽天ペイの残高(楽天キャッシュ)チャージもポイント付与対象です。
ただし、通常決済の還元率1%と比べると下がります。(0.5%)
ケース | ポイント還元率 |
---|---|
楽天カードで 楽天キャッシュをチャージ | 0.5%(楽天カード側で付与) |
楽天ペイで決済 | 1% |
楽天カードを活用した場合のポイント還元率は合計1.5%
手順を解説します。
- アプリを開きお支払い元を楽天キャッシュに設定
- チャージ・送るタブをタップ(事前に楽天カード情報の登録が必要)
チャージ画面でチャージ金額を入力しチャージする - コード・QR払いをタップ
- バーコードを読み取ってもらい決済する
これで楽天カードでのチャージ分と楽天ペイ決済分のポイントを二重取りできます。
ポイント三重取りの方法
先ほど紹介した二つの方法は、組み合わせて使用OK。
- 楽天カードで楽天キャッシュ(楽天ペイ残高)をチャージ
- 0.5%
- 店舗で楽天ポイントカードを提示
- 0.5〜1%
- 楽天ペイで決済
- 1.0%
合計2.0%〜2.5%程度のポイントが貯まります。
ただし、何度も言いますが、楽天ポイントカードの加盟店でないと使えません。
楽天サービスで固めることにこだわりがないという方は、
使用店舗が加盟しているポイントを貯めましょう!
例
- ローソン・・・
Pontaカードの提示でPontaポイントが貯まる - マルエツ・・・
Tポイントカードの提示でTポイントが貯まる
その店舗で貯まるポイントカードを出せば、種類はばらけますが
- 店舗の加盟ポイントカード提示分のポイント
- 楽天カードのチャージ分の楽天ポイント
- 楽天ペイ決済分の楽天ポイント
結局ポイントの三重取りが可能です。
他アプリやキャンペーンを駆使してポイントをさらに多重取り
さらにポイントを稼ぐためにオススメしたいのが、楽天チェックというアプリ。
対象店舗に来店してアプリでチェックインするとポイントがもらえます
また、楽天ペイや楽天カードでは、毎月定常的にたくさんのキャンペーンが開催されています。
これらのキャンペーンを駆使すればポイント還元率をさらにアップ可能。
現在開催中のお得なキャンペーンは以下の二つ
キャンペーン名(短縮) | 概要 | 制限 |
---|---|---|
街でのご利用分がポイント2倍! | エントリー必須 楽天市場で月に2万円以上楽天カード支払いで その月の街での楽天カード利用分が+1.0% | 加算は月500ポイントまで 期間限定ポイントでの付与 |
楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカードで楽天ポイント2倍 | エントリー必須 楽天ペイアプリのポイントカード提示分の ポイントが+1.0% | 加算は月500ポイントまで 期間限定ポイントでの付与 |
キャンペーンは予告なく開催終了する可能性があります。最新情報をご確認ください。
【毎月開催】楽天市場で楽天カードをご利用の方 街でのご利用分がポイント2倍!
街での利用分のポイントが通常の2倍になるキャンペーン からエントリーできます。
楽天市場で月2万円楽天カードで決済すると
その月の楽天カードから楽天キャッシュへのチャージ分還元が+1.0%に。
月2万円も楽天で買い物するのはハードルが高いなあ
楽天ふるさと納税も2万円のカウントの対象
ふるさと納税する月に狙ってみてもいいですね。
もちろんお買い物マラソンでまとめ買いした月も狙い目です。
楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカード限定!毎日だれでも楽天ポイント2倍
楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカード限定!毎日だれでも楽天ポイント2倍からエントリーできます。
アプリからポイントカードを提示すると、カード提示分のポイントが通常+1.0%されます。
エントリーさえすれば適用されるので非常におすすめのキャンペーンです。
楽天ポイントを合計六重取り!
これらを楽天ポイント加盟店で活用すると・・・
- キャンペーンにエントリー(あらかじめ楽天市場で2万円分のカード利用必要)
- 楽天カードで楽天キャッシュをチャージ
- 通常0.5〜1.0%
- キャンペーン分1.0%
- 楽天チェックでお店にチェックイン
- 1ポイント〜
- 楽天ポイントのバーコード提示
- 通常0.5〜1.0%
- キャンペーン分1.0%
- 楽天ペイで決済
- 1.0%
なんと、、六重取りで合計還元率は4.0〜5.0%+αになります。
他社サービスを活用した多重取り方法
他社サービスを使う必要がありますが、他にも多重取りの方法があります。
楽天ペイのチャージに楽天ギフトカードを使う。
楽天ギフトカードはamazonギフト券の楽天版。
購入したギフトカードの金額を楽天キャッシュにチャージできるカードです。
なぜギフトカードでチャージすることでポイントを多重取りできるのかというと、
「楽天ペイでの決済」と「楽天ギフトカードの購入」の2回にわたり
クレジットカードやコード決済を複数使うことができるからです。
Amazonギフト券や楽天ギフトカード等のギフトカード類は基本どこも現金でしか買えないようになっています。
ただし、例外があり、以下については指定店舗で、
これらのクレジットカードや決済サービスを使って楽天ギフトカードを購入OK。
- ファミマTカード(ファミリーマート)
- ファミペイ(ファミリーマート)
- WAON(ミニストップ)
- nanaco(セブンイレブン)
この例外を活用してポイント多重取りを実現しているわけです。
以下、方法の詳細を解説していきますね。
ファミリーマートでファミペイで楽天ギフトカードを購入する
まず、ファミリーマートではファミペイを使って楽天ギフトカードを購入でき、その際ポイントも貯まります。
また、JCB系の一部クレジットカード(PayPayカードなど)やファミマTカードでは、ファミペイへのチャージでポイントが貯まるようになっています。
ファミリーマートで楽天ギフトカードを購入してポイントをゲットするステップは以下の通りです。
ステップ | ポイント名 | ポイント付与率 |
---|---|---|
PayPayカードでファミペイ残高チャージ | PayPayポイント | 1.0% (月間利用20,000円までが対象) |
ファミペイで楽天ギフトカード購入 | FamiPayボーナス | 0.5% |
楽天ギフトカードから楽天キャッシュチャージ | - | - |
楽天加盟店で楽天ポイントカード提示 | 楽天ポイント | 0.5%〜1.0% (加盟店によって付与率異なる) |
楽天ペイで決済 | 楽天ポイント | 1.0% |
なんとポイントの合計付与率は3.5〜4.0%になります。
正直、PayPayカード→ファミペイのルートは条件がさらに厳しくなる可能性もあります。
ファミペイと系列が同じファミマTカードの方が安心かもしれません。
ファミペイバーチャルカードを駆使する裏ワザもあります
セブンイレブンでnanacoで楽天ギフトカードを購入する
本方法はiPhoneユーザ限定です。
セブンイレブンではnanacoで楽天ギフトカードを購入でき、その際ポイントが貯まります。
マスタカードブランドのリクルートカードからApple Payでnanaco残高をチャージすることができ、1.2%のリクルートポイントが貯まります。
まとめると、セブンイレブンでnanacoで楽天ギフトカードを購入する手順は以下の通りです。
ステップ | ポイント名 | ポイント付与率 |
---|---|---|
リクルートカードでnanaco残高チャージ | リクルートポイント | 1.2% |
nanacoで楽天ギフトカード購入 | nanacoポイント | 0% |
楽天加盟店で楽天ポイントカード提示 | 楽天ポイント | 0.5%〜1.0% (加盟店によって付与率異なる) |
楽天ペイで決済 | 楽天ポイント | 1.0% |
合計ポイント還元率は3.2〜3.7%になります。
VISAブランドだとApple Payを利用できません。
また、ポイント還元の対象となるのは月30,000円分までです。
他社サービスを活用する方法補足
ここまで他社バーコード決済×楽天ギフトカードを活用する方法を紹介しました。
使いたい方法が決まったらクレジットカードを発行してみてください。
今回さまざまな方法を紹介しましたが、
- クレジットカードからnanacoなどの電子マネーチャージがポイント付与の対象外となる
- 利用上限が厳しくなる
など条件改悪が発生する可能性があります。
もし記載が古くなってしまっていましたらご指摘ください。
同じ系列のカードであれば条件改悪のリスクが低いので、同じ系列のカードを使うようにした方が安全です。
- ファミペイであればファミマTカード
- nanacoであればセブンカードプラス
など
クレジットカードはポイントサイト経由で作るのがお得です。
カードによってはサイト経由で発行するだけで数千円〜一万円程度のポイントがもらえるものもあります。
公式サイトから直接申し込むのではなく、ポイントサイト経由で申し込むのがオススメです。
ポイントサイトって何?
ポイントサイトとは、一言でいうと様々な広告をまとめたサイト。
広告を経由してサービスを利用すると、サイトからお礼としてポイント(1ポイント1円相当)をもらえます。
ポイントは現金や楽天ポイント、マイル等たくさんの交換先があります。
広告の例
例えば、こんな感じでポイントをゲットできます。
- ネットショップA ⇨ 購入額の1.0%を還元
- 動画配信サービスB ⇨ 登録で2,000ポイント還元
- ゲームアプリC ⇨ 条件クリアで500ポイント還元
色々ジャンルがありますが、特にクレジットカード発行は単価が非常に高いです。
年会費無料のものでも数千ポイントもらえるものがほとんど。
中にはなんと1万を超えるものもあります
公式サイトから普通に申し込むのは本当にもったいない。
知っているか知らないかで大きな差が生まれますね。
公式サイトでキャンペーンやってることもあるよね。公式から直接申しこんだ方がお得になるパターンもあるのでは?
ポイントサイト経由で申し込んでも、カード会社公式のキャンペーンも適用されます。
なので、ポイントサイトから申し込む方が両取りできてお得です。
なんでこんなに高額な還元がある?良い話すぎて怪しい・・
カード会社の収益は、主に店舗から徴収する手数料や、消費者のリボ払い等の金利で成り立っています。
これらは消費者がカードを使うたびに発生します。
ユーザーにカードを長期的に使ってもらえれば、一度入会時に高額な広告費を払っても、十分元を取れるのです。
ポイントサイトは以下から登録できます。(各種登録キャンペーン実施中)
楽天ペイ×Suicaのポイント二重取り方法
楽天ペイのSuicaでポイント二重取りできると聞いたけど
おサイフケータイ機能ありのAndroid端末では、
楽天ペイとSuicaを連携でき、ポイント二重取りも可能です。
ポイント還元イメージ
- 楽天カードからSuicaへ残高チャージ
- 0.5%の楽天ポイント
- Suicaで鉄道乗車
- 2.0%のJREポイント
楽天ペイで楽天カードからSuicaへの残高チャージすると楽天ポイントが貯まり、
Suica利用でJREポイントが貯まります。
合計還元率は2.5%
ちなみにJREポイントはエキナカの店舗でのSuica利用でも0.5%〜1.0%貯められます。
結構お得に思えますが、個人的には普通のモバイルSuicaにビューカードでチャージする方がオススメです。
何でビューカードの方がいいの?
ビューカードは基本還元率が0.5%ですが、モバイルSuicaへのチャージではポイント還元率が1.5%までアップします。
なので、チャージとSuica利用の合計還元率は3.5%
楽天ペイを活用する方法よりも1.0%高くなります。
ただし、ビューカードはどの種類も基本的に年会費が発生します。(524円が多い)
ビックカメラSuicaカードであれば、年に一回でも利用すれば翌年の年会費が無料になります。
年会費が気になる方は、ビックカメラSuicaカードの利用がオススメです。
まとめ
今回は楽天ペイでポイントを二重取り、三重取りする方法を解説しました。
楽天カード を活用することでポイントを二重・三重取りできます。
具体的な方法は以下の通りです。
- 楽天カードで楽天キャッシュ(楽天ペイ残高)をチャージ
- 0.5%
- 店舗で楽天ポイントカードを提示(楽天ポイント加盟店のみ)
- 0.5〜1%
- 楽天ペイで決済
- 1.0%
これで2.0〜2.5%の還元率になります。
結論
キャンペーンを駆使すると、多重取りでさらにポイント還元率は高くなり、
合計還元率4.0〜5.0%+αを目指せます。
ファミペイなどの他社サービスを活用した方法もあり、
楽天キャッシュへのチャージを楽天ギフトカードで行うようにして、
楽天ギフトカードをファミペイやnanacoで購入、その残高チャージにクレジットカードを利用すればOK
手間を掛ければその分ポイント還元率をアップできますね。
ぜひこの記事の内容を参考にしていただき、効率よくポイントを貯めていきましょう。
以下の記事では楽天ペイと楽天Edyの違いを解説しています。