楽天ペイは、PayPayと並んで現在人気がある楽天のバーコード決済サービスです。
楽天ペイでは支払い元に楽天ポイントを指定して使うことができます。
という疑問をお持ちの方向けに、
- 楽天ペイで楽天ポイント払いをする方法
- 楽天ポイントでどう支払えばお得なのか
を解説していきます。
ポイント利用をONにすることでポイント払いが可能
まず結論ですが、
楽天ペイでポイントを使って支払いするには、事前設定が必須です。
何だか複雑そう
設定は非常に簡単です。
「コード・QR払い」タブのお支払い元の下に
すべてのポイント/キャッシュを使うもしくはポイントを使うというチェック項目があります。
これをONにするだけ
あとはQRコードを読み取ってもらえば、決済時に楽天ポイントで支払われます。
楽天ポイントだけでは会計金額に足りない場合、足りない分は他の支払い方法を併用して使うことも可能。
楽天銀行口座のみ併用不可。それ以外は併用OKです
例えば、300円しかポイントがない状態で、1,000円の商品を買う場合、
- 300円分は楽天ポイント消費
- 残り700円分は楽天カードや楽天キャッシュで払う
という使い方ができます。
これも特殊な設定は不要。
すべてのポイント/キャッシュを使うもしくはポイントを使うをONにしておけば
自動的に不足分は設定済みの支払い元から支払われます。
また、クレジットカードを支払い元にしている場合は、楽天ポイントを一部だけ使うことも可能です。
- すべてのポイント/キャッシュを使うの横の設定をタップ
- 一部使うに切り替え
- ポイント/キャッシュを〇〇まで使うに数量を入力
これで入力した数量だけポイントを消化できます。
楽天ポイント支払いでも楽天ポイントが還元される
楽天ペイは
- 楽天キャッシュ
- 楽天カード
- 楽天銀行口座
- 楽天ポイント
を支払い元に設定して支払うと1%の楽天ポイント還元があります。
楽天ポイントで払った分もポイント還元の対象。
他と同じく1%の楽天ポイントが還元されます。
ポイント利用でポイントがつき、しかも高還元なのは楽天ペイならではのメリット。
実は、他のバーコード決済だとポイント利用でポイントがつかないケースや、ついたとしても還元率は低いことが多いです。
また、楽天ペイでは期間限定ポイントを使うことも可能。
持て余している期間限定のポイントの利用先としても重宝します。
楽天ポイントカード機能でも楽天ポイントを使える
アプリで色々設定しなくても、お店の人に「楽天ポイントで払います」と言えばいいだけじゃないの?
はい、実は厳密にいうと楽天ペイアプリで楽天ポイントで支払いを行う方法は二つあります。
- 楽天ペイの決済機能でポイントを使う
- 楽天ポイントカードでポイントを使う
これまで説明してきたのは①の方です。
お店の人にポイントで支払い旨を伝えるのは②の方ですね。
①と②の違いを簡単に説明します。
まず使えるお店が違います。
- 楽天ペイ決済機能を使う
- 楽天ペイの加盟店
- 楽天ポイントカードを使う
- 楽天ポイントの加盟店
また、
- 楽天ペイは使えるが
- 楽天ポイント加盟店ではないお店
も多いので注意してください。
例えば、大手コンビニはどこでも楽天ペイが使えますが、
楽天ポイント加盟店はファミリーマートのみ。
ローソンやセブンイレブンは楽天ポイント加盟店ではありません。
次は、使い方の違いをお伝えします。
- 楽天ペイ決済機能利用
- 先ほど説明した方法を参考に楽天ポイント利用設定を行う
- コード・QR払いタブのQRコードをスキャンしてもらう
- 楽天ポイントカードの機能利用
- お店の方に、利用ポイント数と「楽天ポイントで払う」旨を伝える
- ポイントカードタブのバーコードをスキャンしてもらう
楽天ペイには、楽天ポイントカードを紐づけられます。
一番右のポイントカードタブを押すと、ポイントカードのバーコードが表示されます。
「〇〇円分楽天ポイントで払います」とお店の方に伝えて、バーコードをスキャンしてもらうとポイント払い完了です。
あくまでもポイントカードの機能なので、楽天ペイが使えるお店であっても楽天ポイント加盟店でなければ使えません。
注意してください。
楽天ペイの決済機能でも楽天ポイントカードでもどちらも使えるとわかったけど、結局どっちで払うのがいいの?
楽天ペイの決済機能で使うのをオススメします。
お店によってポリシーが異なり、ご利用のお店がどうなのかは、問い合わせして確認する必要があります。
まポイント還元の観点でいうと、楽天ペイの決済機能で楽天ポイントを使う方をオススメします。
楽天ペイで楽天ポイント払いできない?理由を解説
楽天ペイで楽天ポイント払いができない!なぜ?
いくつか考えられる理由と対処法を記載していきます。
楽天ポイントの支払い設定が正しくできていない
楽天ペイの決済機能で楽天ポイントを使って払いたい場合は、必ず利用設定が必要。
コード・QR払いのタブのお支払い元の下に
すべてのポイント/キャッシュを使うもしくはポイントを使うというチェック項目があります。
これをONにしておかないと、QRコード読み取り時に楽天ポイントが使われません。
このように楽天ペイ側にポイントを利用設定をした上で、QRコードをスキャンしてもらわないとダメです。
あくまでも決済は楽天ペイで行い、それにポイントを充当しているイメージ。
お店の人に「ポイントを使って払いたいです」と伝えてもポイント支払いできません。
一方で、楽天ポイントの加盟店であれば、楽天ポイントカードのバーコードをスキャンしてもらい直接ポイント利用も可能です。
その場合は、
- 「〇〇円分ポイントを使いたい」と伝え
- ポイントカードのタブをタップ
- 表示されたバーコードを読み取ってもらう
流れです。
なので極力楽天ペイの機能でポイント払いすることをオススメします。
ポイント利用上限に抵触している
楽天ポイントには利用上限額が設定されています。(楽天ポイント・楽天キャッシュ合計)
公式サイトで明記されている上限は以下の通りです。
一回あたり | 一日あたり | 一ヶ月あたり | |
---|---|---|---|
ダイヤモンド会員 | 3万ポイント | 10万ポイント | 10万ポイント |
ダイヤモンド会員以外 | 50万ポイント | 50万ポイント | 50万ポイント |
なのですが、実は個人ごと・支払いごとに上記とは別に以下の観点で制限が設定されているようです。
- 利用店舗
- 楽天ペイの利用状況
- ご自身のランク
なので、一見上限の範囲内の利用に見えても、個別に設定される制限に引っかかると使えないことがあります。
ちなみにこれは問い合わせしても確認できません。
あまり高額すぎる支払いは行わない方が無難ですね。
高額の支払いを行おうとしてエラーになった場合は、利用上限に引っ掛かっっている可能性があります。
その場合は、残念ですが別の支払方法を利用してください。
すでに別の支払元で決済してしまった
一度決済が完了してしまった後は、該当決済の支払い元を変更することはできません。
例えば、支払い元に楽天カードを設定して決済が完了した場合、
後からそれを楽天ポイント払いに切り替えることはできません。
楽天ポイントを確実に支払いに使いたい際は、必ず事前に楽天ポイント利用のチェック項目がONになっていることを確認しておいてください。
まとめ
この記事では、楽天ペイで楽天ポイント払いをする方法をわかりやすく解説しました。
そもそも楽天ポイント払いをする方法は以下の2パターンあります。
- 楽天ペイの決済機能でポイントを使う
- 楽天ポイントカードの機能でポイントを使う
①は楽天ペイが利用できるお店で使え、②は楽天ポイントの加盟店で使えます。
①の場合、必ずポイント利用額の1%分が楽天ポイントとして還元されます。
なので、ポイント還元の観点からは極力①の楽天ペイの決済機能を利用してポイント払いすることをオススメします。
期間限定ポイントも使えるので、期間限定ポイントの使い先として重宝しますね。