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つじ半神楽坂店で、日本橋で行列が絶えないお店の絶品海鮮丼を堪能!

つじ半というお店に先日行ってきました。

今半や岡半など、店名に半のつくお店は結構ありますが、つじ半は、海鮮丼のお店です。

メニューは海鮮丼のみ!いつも行列が絶えません。

日本橋にある本店が有名ですが、実は神楽坂にも店舗があるんですね。

来店を考えている方向けに、お店の情報や、雰囲気、混み具合、味などを詳しく紹介していきます。

ラーメンと天丼の超人気店創業者が出したお店

つじ半は、ラーメン屋「つじ田」創業者辻田雄大と天丼屋「金子半之助」の創業者金子真也が、タッグを組んで出したお店です。

どちらも超有名店です。ご存知の方も多いかもしれませんね。

実は創業者の二人は、幼い頃からの親友。

金子さんの父が経営するお店で出していた海鮮丼の美味しさを二人とも忘れられず、共同でお店を出すことになりました。

つじ半の公式サイトにこのあたりの創業時のエピソードが載っています。

いざやってみると、食材費が高くて驚いたそうです。

安くて美味しいものを出すために試行錯誤し、今のつじ半の海鮮丼にたどり着いたとのこと。

つじ半は、2012年に日本橋にオープン。

コスパよく美味しい海鮮丼が食べられると話題になり行列必至店になりました。

現在は、店舗数を増やし、神楽坂、六本木、立川や名古屋のららぽーと内、前橋などに出店しています。

私が訪れた神楽坂店は、2017年にオープンした新しい店舗です。

感染症の影響もあるかもしれませんが、本店と比べると行列はそこまで長くありませんでした。

つじ半神楽坂店の雰囲気

お店がある神楽坂の雰囲気

つじ半神楽坂店は神楽坂のメインの飲食店街に店を構えています。

神楽坂は、おしゃれなお店やギャラリーが多く、落ち着いて洗練されたイメージがありますよね。

実は、神楽坂は、もともと明治初期に花街(芸者や遊女のお店が集まっている地域)として発展したエリアなんです。

明治後期〜大正には大いに栄え、山の手銀座と呼ばれたそうです。

当時は人混みで歩けないほどの繁盛ぶりだったよう。

しかし、その後の徐々に他の地域の繁華街に人が流れるようになり、賑わいは落ち着いていきました。

現在では、数多くの料亭や割烹など歴史ある和のお店と、イタリアンやフレンチのモダンなレストランが軒を連ねています。

つじ半はそんな神楽坂のメイン通りのビルの一階にあります。

かなり奥まった場所に入り口があり、外からでは全くといっていいほど様子が分かりません。

つじ半の混雑状況、雰囲気

新型コロナウイルスによる自粛がひと段落した2020年の8月のお昼に訪問しました。

連日大変暑く、この日もとてつもない猛暑でした。

開店時間の11時過ぎに伺いましたが、すでに数組並んでいましたね・・

おそらく開店時にお客さんがどっと一斉に入って満員になり、そのお客さんたちの回転待ちなんでしょう。

感染症の影響もあってか、思ったより混んでいない印象です。

1年くらい前、お昼に日本橋店の前を通ったことがあるのですが、10組はいるかなというほど、長蛇の行列ができてました。

それと比べると、かなり入りやすいなという印象。

実は同じビルの地下一階にあげつきというとんかつ屋さんがあるのですが、そこにも行列ができています。

つじ半の行列と並行していて、わかりづらい。

新しく並んだ人は、どっちが何の行列か少し混乱している様子でした。

 

つじ半のランチの営業時間は11時から15時までです。

皆がお昼を食べ終わった14時〜15時の時間は人の入りが少し落ち着く傾向にありますので、行列を避けたいことを優先される場合は、遅めの時間に来店するのが良いですね。

夜もお昼と同じメニューで営業しています。

お昼よりも夜の方が並ばない傾向にありますし、夜に来店されるのもオススメです。

 

列の先頭になるとようやく入り口が見えてきます。

高級割烹、高級寿司のような表札ですね。

入り口を抜けると、店内は高級なお寿司屋さんといった趣で、神楽坂の洗練された雰囲気にあいます。

店内はきれいで、照明は暗め。

美味しい海鮮を落ち着いてゆったりと楽しめます。

席はカウンターのみの全14席です。

つじ半のメニューと海鮮丼の味

メニューはぜいたく丼のみ!強気ですね。

特上、松、竹、梅の4種類から選べます。

梅は、具材が9種類入っています。マグロ、中落ち、イカ、数の子、きゅうり、つぶ貝、みる貝、エビ、イクラです。

梅の値段は1,100円。

竹、松もあります。竹は1,500円。松は2,000円です。

梅との値段の差は、カニとイクラ、ウニがあるかないか、または量の差になります。

イクラ増しは+300円、ウニ増しは+500円です。

 

今回、私は梅を注文しました。

ぜいたく丼には、セットで鯛のお刺身がついてきます。

テーブルの上に、食べ方の解説が掲示されています。

こちらを見ながら召し上がりました。

まず、海鮮丼に醤油をかけて、具材を崩し、ご飯と混ぜて海鮮丼の味を楽しみます。

同時に、刺身を半分ほど食べます。

しばらく丼の味を楽しんだら、鯛出汁を注文し、ご飯にかけて残りはお茶漬けとして食しました。

 

ぜいたく丼の感想です。

9種類の海鮮がサイコロ状に細かく切られていて、非常に口当たりがよく食べやすいです。

よくある海鮮丼だと、切り身が大きく、ネタ一切れとご飯で口の中がいっぱいになってしまいますよね。

ぜいたく丼は口の中で一度に様々な味、そして食感を楽しめます。

 

マグロ、サーモン、イクラは量が比較的多く、存在感があります。

その中に貝や数の子が混ざり合うことで、食感にアクセントが出て、大変美味しいです。

全然生臭くなく、さらっと食べられてしまいます。

 

ぜいたく丼をある程度食べると、鯛出汁を注文します。

合わせてご飯も追加できるのですが、ご飯を追加している人、結構いました。

出汁は想像していたものと違い、濃厚でした。

濃厚ですが、出汁が効いていてさらっと召し上がれます。

普通のお茶漬けと違い、スープを飲んでいるようで、ネタの醤油味が薄くなり、全体としてクリーミーで優しい味わいになります。

ゆずの香りがあり、風味が豊かです。

どんぶりをお茶漬けとして二度楽しめるのがつじ半の人気のポイントの一つ。

二度美味しく、大変満足できました。

まとめ

つじ半は1,000〜2,000円で美味しい海鮮丼が食べられます。

行列店だけあって、同じ価格帯の他のお店と比べると、頭ひとつ抜けている印象を受けました。

多少並んででも食べたくなるコスパ良いお店です。

神楽坂店は本店と比べ、人もそこまで多くなく、個人的にはオススメです。

ぜひ来店してみてください。

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