旅行の計画ができて、新幹線のチケットを予約したい。
できれば早めにお目当ての列車のチケット(きっぷ)を抑えておきたい。
というニーズをお持ちの方向けに、
- 新幹線のチケット予約がいつからできるか
- オススメの新幹線予約方法
を解説します。
新幹線のチケットを予約できるのは乗車日の1ヶ月前の午前10時から
新幹線のチケット(きっぷ)を予約・購入できるのは、乗車日の1ヶ月前の午前10時からです。
ちなみに、新幹線の場合、予約というよりも購入の方が表現として適切です。
新幹線きっぷをおさえるには、その場でお金を払う必要があるので「購入」の方がイメージに近いです。
1ヶ月前とは具体的にいつ?
例えば、8/3が乗車日の場合、7/3の午前10時が発売開始日になります。
「乗車日の月から1を引いた日の午前10時」と覚えるとわかりやすいです。
ただし、月によっては一ヶ月前に同じ日が存在しないことがあります。
その場合の発売開始日は当月の初めの日になります。
乗車日 | 発売開始日 |
---|---|
3/29〜31 | 3/1 |
5/31 | 5/1 |
7/31 | 7/1 |
10/31 | 10/1 |
12/31 | 12/1 |
窓口、指定席券売機、Web、旅行会社どのルートでも発売開始日は同じ
どんな予約方法を使っても
新幹線のチケット(きっぷ)を予約・購入できるのは、乗車日の1ヶ月前の午前10時から。
- 駅の窓口
- 駅の指定席券売機
- えきねっとやスマートex等のWeb予約サービス
- 日本旅行等の旅行会社
以上のどの方法を使っても、きっぷを購入できるのは乗車日の1ヶ月前の午前10時です。
パックツアーは仮おさえのイメージ
とお思いの方もいるかもしれません。
例えば、日本旅行のJRチケット付き宿泊パックツアーでは、1ヶ月以上先の予約も可能です。
実際は1ヶ月前になってからおさえている
申し込み時には実はまだ新幹線のチケットは発売開始されていません。
実は1ヶ月前になってはじめて手配して購入しているだけなのです。
申し込み時に指定した第3希望までの列車のチケットを取ることができてはじめてパックツアーの予約成立となります。
Web予約サービスでは事前受付が可能
JR各会社が運営しているWeb予約サービスがあります。
運営会社 | サービス名 |
---|---|
JR東日本 | えきねっと |
JR東海 | スマートEX |
JR西日本 | e5489 |
JR九州 | JR九州ネット予約サービス |
これらの予約サービスでは、事前受付で正式発売前より1週間前にきっぷ購入の事前申し込みが可能です。
乗車日1ヶ月前のさらに1週間前の14時から事前受付OK
注意点ですが、正規の日程よりも早く購入できるというわけではありません。
あくまでも事前申し込みであり、パックツアーと同じく
実際にサービス側で手配を行うのは発売開始日時(乗車日の1ヶ月前の午前10時)です。
必ず購入できるわけではないのでご注意ください。
駅の窓口や指定席券売機では当日何時から購入できる?
駅の窓口や指定席券売機であれば、窓口もしくは機器の営業時間内であればいつでも購入可能です。
大きめの駅であれば、大体早朝5時半か6時から窓口が空いて営業しています。
指定席券売機の稼働時間も大体同じくらいの傾向です。
ちなみに出発時間の数分前まで購入できます。
もちろん全席販売済みで売り切れとなっている列車の指定席は購入できません。
できるだけ早めに予約した方が良い?自由席の場合はどうなる?
どのくらい前もって予約するようにした方が良いのか疑問に感じている人も多いと思います。
ここからは予約をどの程度前もってやっておけば良いか目安を解説していきます。
できるだけ早めに予約した方が良い?
結論、年末年始や夏休み、ゴールデンウィークなどの旅行のハイシーズンでなければ、早期に売り切れることはほぼありません。
新幹線のチケットは乗車当日に購入する人も多いくらいです。
普通の休日や平日であれば、出発当日でも出発時間ギリギリでなければ大体空席があります!
ただし、出発時間が近いと(数十分前くらい)空席はあっても、窓際や通路側などの人気の席は埋まっていることが多いです。
一方で、旅行のハイシーズンは結構早めに席がなくなることがあります。
- 年末年始
- お盆
- ゴールデンウィーク
など、多くの人が長期連休になる期間のきっぷを取りたい方は発売開始日から数日間くらいで購入したが良いです。
複数人で旅行する場合などで、隣同士のきっぷを取りたいという方は、さらに早めに購入しておきましょう。
自由席の場合はどうなる?
一方、自由席の場合は指定席と違って予約という概念はなく基本的に好きな列車に乗ることができます。
指定席と自由席のきっぷの違い
もう少し正確にいうと、JRの特急きっぷ(新幹線含む)は乗車券と特急券で構成されます。
特急券は指定席と自由席で以下の違いがあります。
- 指定席→具体的な列車(日付・時間)と座席を指定
- 自由席→日付のみ指定
自由席の場合、日付を指定するだけ。
日付内であれば好きな列車の自由席に乗ることができます。
自由席の場合、券は売り切れになることがなく、当日でもいつでも自由に購入できます。
なので基本的には早めに買うメリットは特にありません。
自由席の場合も、きっぷ(特急券)の販売開始日は、乗車日の1ヶ月前の午前10時です。
新幹線のチケットは何で予約するのがオススメ?
新幹線のチケットは様々なルートで予約することができます。
- 駅の窓口
- 駅の指定席券売機
- えきねっとやスマートex等のWeb予約サービス
- 日本旅行等の旅行会社(パックツアー)
自分が使い慣れた方法を利用するのもいいですが、特にWeb予約サービスや旅行会社のパックツアーを利用するのがオススメです。
Web予約サービスを利用するメリット
Web予約サービスの一番のオススメポイントは、早期購入割引できっぷを購入できるチャンスがあることです。
運営会社 | サービス名 |
---|---|
JR東日本 | えきねっと |
JR東海 | スマートEX |
JR西日本 | e5489 |
JR九州 | JR九州ネット予約サービス |
どのサービスでも早期購入割引のきっぷを販売しています。
(Webサービス限定。窓口や券売機での取り扱いはありません。)
例えば、以下の通りです。
- えきねっと(JR東日本運営)
- 乗車日の13日前までに申し込むことで、最大で40%オフでチケットを入手できます。
- 時には半額になることも。
- 予約後も柔軟に日程の変更が可能。
- スマートEX(JR東海運営)
- 乗車日の21日前までに申し込むことで、チケットを安く予約できます。
例えば、東京新大阪区間の片道チケットは正規料金の2,350円安。
- 予約後も柔軟に日程の変更が可能。
- 乗車日の21日前までに申し込むことで、チケットを安く予約できます。
かなり安く購入できるチャンスがあるので、Web予約サービスはオススメです。
チケット購入でポイントを貯めたいという方はポイントサイト利用がオススメです。
パックツアーを利用するメリット
宿泊を伴う旅行であれば、パックツアーで宿と同時にチケットをおさえてしまうのがオススメです。
例えば、 日本旅行 や JR東日本ダイナミックレールパック
ホテル代込みなのに新幹線チケットだけを正規料金で購入するより安いことがあります。
実家や友達の家に泊まるからホテルは不要という方でも「旅行期間中の一部だけ宿泊する」ということが可能です。
実際に 日本旅行 では、旅行日程の一部だけ宿泊できる旅程を組めます。
ただし、
- 利用人数は2名以上
- 旅行日程は最大6日間
という制限があります。
ハイシーズンだと思ったより安くならないことがあります。
別々にとった方が安かったということにもなりかねないので、事前に十分調査してから申し込むようにしてください。
まとめ
新幹線のチケット(きっぷ)を予約・購入できるのは、乗車日の1ヶ月前の午前10時からです。
これはどのルートでも共通。
パックツアーなどで、2ヶ月以上先の予約を受け付けているところもありますが、
その場合宿はすぐおさえて「新幹線のチケット」は乗車日1ヶ月前になってからはじめて手配しています。
様々な予約方法がありますが、オススメは
- えきねっとやスマートEXなどのWeb予約サービス
- 早期割で安く購入できることがある
- 日本旅行などのパックプラン
- 宿とチケットを別々に取るより安く済むことがある
です。
この記事を参考に新幹線の予約をいつ行うか検討してみてください。