という方向けに、JR東日本新幹線のチケットを半額で入手する方法や、できるだけ安く利用できるお得情報を解説します。
JR東日本の新幹線が半額になるキャンペーン(お先にトクだ値スペシャル)
JR東日本が運営している新幹線・在来線特急の予約サイト「えきねっと」では、Web購入限定で
正規代金の半額の早期割引きっぷが発売されることがあります!
それが、「お先にトクだ値スペシャル」
期間限定の不定期発売です。
直近では、2022年2月頃に発売されました。
現在は発売停止しています。
以下、お先にトクだ値スペシャルの概要です。
- 対象列車:新幹線と在来線特急の主要区間
- 申込期限:乗車日の1ヶ月前午前10:00〜乗車日の20日前午前1:50
- 金額:特急券+乗車券の合計正規金額の50%オフ
- 申込方法:えきねっとでeチケットのきっぷを申し込む際、座席種類選択時に「お先にトクだ値スペシャル」を選ぶだけ。
20日前に申し込むだけで、半額で新幹線に乗れるのはとてもお得ですね。
お先にトクだ値スペシャルを利用すると、例えば東京から仙台や福島になんと5,000円程度で行けてしまいます。
列車名 | 乗車駅 | 降車駅 | 正規料金 | お先にトクだ値スペシャル料金 |
はやぶさ | 東京 | 新函館北斗 | 23,230 | 11,610 |
やまびこ | 東京 | 仙台 | 11,210 | 5,440 |
やまびこ | 東京 | 福島 | 8,910 | 4,450 |
こまち | 東京 | 秋田 | 17,920 | 8,950 |
つばさ | 東京 | 山形 | 11,350 | 5,660 |
このように非常にお得にきっぷを買うことができます。
普通のお先にトクだ値でも結構お得
お先にトクだ値スペシャルは常時発売しているわけではなく、現在は購入できません。
発売再開の際は追記します。
実は、下位版のお先にトクだ値というプランがあります。
こちらも十分お得なので、スペシャルが利用できないときはこちらをチェックしてみるとよいです。
半額とはいきませんが、割引率は結構高いです。(25〜最大40%オフ)
スペシャルが利用できない時期には、こちらをぜひ使ってみるのをオススメします。
区間にもよりますが、ほぼ常時販売しています。
以下は、お先にトクだ値の概要です。
- 対象列車:新幹線と在来線特急の主要区間
- 申込期限:乗車日の1ヶ月前午前10:00〜乗車日の13日前午前1:50
- 金額:特急券+乗車券の合計正規金額の25〜40%オフ(区間によって異なる、30%オフが多い)
- 申込方法:えきねっとでeチケットのきっぷを申し込む際、座席種類選択時に「お先にトクだ値」を選ぶだけ。
割引率は区間によって異なりますが、30%オフのケースが多いです。
お先にトクだ値が利用できる新幹線は以下の通りです。
これらの主要区間で販売を行っており、都内から東北・北陸・北海道エリアに行く方はほぼ利用可能です。
- 東北・北海道新幹線(東京〜福島〜仙台〜盛岡〜青森〜新函館北斗)
- 山形新幹線(東京〜山形)
- 秋田新幹線(東京〜秋田)
- 上越新幹線(東京〜新潟)
- 北陸新幹線(東京〜富山〜金沢)
割引率の高いお先にトクだ値ですが、いくつか制限があります。ご注意ください。
- Webのみの取り扱い。駅での支払いは利用できない。
- 座席数に制限がある。人気のチケットであり、予約が取れないケースがある。
- 新幹線はeチケットのみ対応。紙のきっぷではない。
これは、お先にトクだ値スペシャルでも同様です。
お先にトクだ値利用時の注意点を解説
ここからは、お先にトクだ値スペシャルおよびお先にトクだ値利用時の注意点を解説します。
公式サイトもあわせてご確認ください。
https://www.eki-net.com/top/jrticket/guide/reserve/tokudane.html
必ず入手できるわけではない
お先にトクだ値の発売枚数は限られています。
全ての席に対して用意されているわけではありません。
人気の枠だと場合によってはすぐになくなってしまうことがあります。
事前受付制度がある
事前受付を利用すると、なんと発売開始前に、事前に申込を予約しておくことができます。
土日の便などで、人気が高そうだし申し込みが殺到しそうだなと予想できる場合は、事前受付を利用しておくとよいですね。
ただし、あまりにも人気の場合は、事前受付でもきっぷを取れないケースがあります。
事前受付では、正規申込が解禁されたタイミングでシステム側で順次申し込みを行います。
なので、申し込みが殺到している場合は、一般客に競り負けて申し込みを確定できないことがあります。
そんな時は、10時ぴったりに自分でサイトにアクセスしてみると、タイミング次第では申し込みできることがあります。
不安な時は試してみてもいいかもしれませんね。
乗り遅れた場合の制限が厳しい
普通の新幹線のきっぷであれば、指定席券で乗り遅れてしまっても、後の列車の自由席に乗ることができます。
このように新幹線は本来はかなり融通が効く交通手段なのですが、お先にトクだ値では通常よりも制約がきついです。
お先にトクだ値で入手したきっぷでは、乗り遅れた場合、特急券分は無効になります。
新幹線のきっぷの仕組み
新幹線は、特急券と乗車券の二種類で構成されています。
乗車券とは別に特急券が必要。
お先にトクだ値の便に乗り遅れて特急券が無効になってしまった場合、
違う列車の自由席に乗るためには、また新たに特急券を買う必要があります。
例えば、
東北新幹線やまびこ東京ー盛岡間の
- お先にトクだ値の料金は9,990円
- 指定席の特急券料金は5,710円
なので、特急券を買うと、合計料金は15,700円
正規料金14,290円よりも高くなってしまいましたね。
トクだ値でせっかく安く買っても、乗り遅れてしまうと結局普通に買うよりも高いお金を払うことになります。
乗り遅れだけは避けましょう。
乗り遅れそうな場合の対処法
出発時刻4分前までであれば、手数料無料で他の列車の席に変更可能です。
直前に変更する場合、正規料金の座席への変更となりますが、乗り遅れて特急券を買い直すよりも圧倒的に安くすみます。
「乗り遅れそうな場合は変更!」を意識しておきましょう。
そのほかのお得な新幹線チケット入手方法を解説
JR東日本の新幹線チケットは、本記事でご紹介したえきねっとの早期割引を使って購入するのがお得です。
大体どの区間でもその他の方法より安く入手できる傾向にあります。
しかし、宿泊が発生する場合、それ以外にもお得に入手できる方法があります。
パック・ツアーを利用する
代表的なのが以下の二つ
- びゅうトラベルが運営している JR東日本ダイナミックレールパック
- 日本旅行の JR新幹線+宿セットプラン
新幹線の往復のきっぷとホテル宿泊をセットで予約することができます。
ホテルと新幹線のきっぷを正規の金額で別々に入手するよりも、安くなることが多いです。
正直、早期割引できっぷを申し込んだ場合よりも安くなることがあります。
例えば、以下の区間とホテルで調査してみました。
- 新幹線区間:東京ー新青森
- 新幹線乗車日:行き7/29(金)帰り7/30(土)
- ホテル:ダイワロイネット新青森
- プラン:モデレートダブル(2名一室)・食事なし・7/29(金)
以下の通りの結果となりました。
- 新幹線はえきねっとの正規料金、ホテルは楽天トラベルで予約
- 83,237(新幹線2名往復:69,880・ホテル2名:13,357)
- 日本旅行で新幹線+宿泊セットプランを利用
- 67,000
なんとセットプランの方が、新幹線とホテルを別々に取るよりも15,000円程度安くなるという結果に・・!
とてもお得ですね。
JR東日本ダイナミックレールパックとJR新幹線+宿泊セットプランの違いは以下の通りです。
- JR東日本ダイナミックレールパック の方が日本旅行の JR新幹線+宿セットプラン よりも融通が効く
(ホテルの選択肢が多い・帰りの出発地を行きの目的地以外に設定できる等) - 値段は、セットプランの方がダイナミックレールパックよりも安い場合が多い印象
ホテルの予約も必要な場合は、上記もあわせて探してみると、お得なプランを見つけられるかもしれません。
お先にトクだ値を利用した場合の料金と比較してみるのをオススメします。
まとめ
JR東日本のチケット予約サービス「えきねっと」では、北陸・東北新幹線を半額で利用できることがあります。
それが、お先にトクだ値スペシャル。
ただし、期間限定で不定期の発売です。
現在は利用できません。
そんなときは、通常のお先にトクだ値を検討してみましょう。
30%オフできっぷを入手できることが多く、早めに旅程が決まっている方は、ぜひチェックしてみるのをオススメします。
宿泊もするなら、ツアー、パックのプランもあわせて調べてみましょう。
少しでもお得に旅行したいという方には、できる限り事前調査をしておくことをオススメします。