という疑問をお持ちの方向けに、仮想通貨ILVとゲームIlluviumの将来性や注目を集めている理由を徹底解説します。
そもそもILVとは?ブロックチェーンゲームIlluviumで発行される仮想通貨です
ILVとはIlluvium(イルヴィウム)というブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)で発行されるトークン(仮想通貨)です。
メタバース、あるいはGameFi銘柄として注目を集めています。
このIlluvium、2022年1月〜4月頃にリリース予定です。
リリース前からとにかく話題を呼んでおり、注目が集まっています。
トレーラームービーをみていただければその理由がわかると思います。
ブロックチェーンゲームとは思えないレベルの映像美と迫力。
2021年はAxie Infinitiyがブロックチェーンゲーム業界の覇権を握っていましたが、2022年はIlluviumか?と世界的に注目されています。
ILVはIlluviumのリリース前にも関わらず値段が急騰しました。
ゲームを中心とした新しい経済圏を作ることをGameFiと呼びますが、Illuviumは、ゲームのクオリティのみならず、GameFiの要素がかなり緻密に作り込まれています。
稼げる本格派ゲームとして注目を集めていくことでしょう。
GameFiについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Illuvium(イルヴィウム)ってどんなゲーム?
Illuviumを一言でいうと、オープンワールドのRPGゲームです。
主人公が、不時着した荒廃した美しい謎の惑星を旅しているとilluvialというモンスターと遭遇します。
Illuvialと戦い、捕まえて育てながら惑星の謎を解き明かし冒険を進めていきます。
illuvialの造形がとてもリアルなこともあって映像はモンスターハンターを彷彿とさせられますが、システム的にはポケモンが近いのかなと思います。
Illuviumの遊び方
プレーヤーはilluvialと呼ばれるモンスターに遭遇しながら惑星を旅します。
illuvialを捕まえ、育ててていくことで、オベリスクという世界を分断している石碑のロックを外すことができるようになります。
ロックを外すとどんどん未知のエリアに進んでいくことができます。
また、アリーナと呼ばれる対人戦モードもあり、手持ちのilluvialで他のプレーヤーと戦うこともできます。
Illuviumは、オープンワールドの探索だけでなく、モンスターの収集育成、対人戦、RPG等本当に多様な遊び方ができるゲームになっています。
Illuviumでの稼ぎ方
Illuviumはブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)です。
ゲームをプレーすることでトークン(仮想通貨)を稼ぐことができます。
以下のような稼ぎ方があります。
- illuvial(モンスター)やゲームアイテムの売買
- 大会やトーナメントで報酬を獲得
- クエストのクリアで報酬を獲得
- 流動性マイニングでトークンを預け入れて報酬を獲得
このうち、上3つのゲーム内で獲得・使用する通貨はETHとsILVです。
sILVは、ILVのゲーム内通貨版と考えてください。
ILV自体はゲームのガバナンストークン(基軸通貨)でゲーム内では使うことができません。
かわりにsILVを使用することになります。
ゲーム内のモンスターやアイテムの売買ではETHを使用し、ゲーム内でもらえる報酬はsILVで付与されるという切り分けのようです。
ILV / Illuviumが注目されている理由
ILVとIlluviumが世界的に注目されている理由を解説します。
- ゲームのクオリティが高い
- 開発に力が入っている
- GameFi要素もバッチリ
ゲームのクオリティが高い
YoutubeにIlluviumのデモプレイ動画があがっていますが、今時のテレビゲームのようなクオリティです。
今までのブロックチェーンゲームは、グラフィックもゲーム性も、スマホゲームレベルのものが多かったです。
2021年に最も人気を集めたAxie InfinityもUIやゲーム性はソーシャルゲームのような感じだなと私は思いました。
Iluviumはグラフィックもゲーム性もPS5やswitchのソフトかな?と思うくらいで、これまでのブロックチェーンゲームでは考えられない仕上がりです。
- トップレベルのアーティストが作る3Dグラフィック
- オープンワールドで、収集育成要素あり、RPG要素あり、PVP要素あり…と複雑で奥深いゲーム性
開発に力が入っている
Illuviumは、Kieran WarwickとAaron Warwickという兄弟のブロックチェーン起業家が設立した70名以上のグローバルチームで開発を行なっています。
The Last of Us、Rise of the TombRaiderのリードプロデューサー、メン・イン・ブラックやマンダロリアンの製作に携わったアニメーターなどなど世界中から有数のクリエイター陣が参加しています。
合言葉は、ブロックチェーンゲーム業界のAAAタイトルを作るです。
AAAタイトルとは、大ヒット間違いなしのゲームタイトル という意味。
ブロックチェーンゲームでこの分野の先駆者になっていくぞと並々ならぬ意気込みが伺えます。
数億円規模の多額の資金調達を実施し、開発が進められています。
GameFi要素もバッチリ
IlluviumはGameFi(遊んで稼げるゲーム)としてのポテンシャルも高いです。
ユーザは以下のような方法で仮想通貨を稼ぐことができます。
- illuvial(モンスター)やゲームアイテムの売買
- 大会やトーナメントで報酬を獲得
- クエストのクリアで報酬を獲得
- 流動性マイニングでトークンを預け入れて報酬を獲得
モンスターを集めて稼ぐもよし、対人戦を極めて稼ぐもよし、流動性マイニングに投資して稼ぐもよし、とユーザの嗜好にあわせて多様な稼ぎ方ができるようになっています。
モンスター含むゲーム内アイテムの売買はIlluviDEXという専用の取引所を使って行います。
このIlluviDEX、多少の手数料はかかりますが、ガス代は不要です。
高額なガス代にストレスを感じることなく、取引を行うことができます。
また、モンスターの捕獲率はゲーム内の環境変数で制御されており、モンスターの数が飽和することで価格が暴落してしまわないような設計がなされています。
ILVの特徴を解説します
ここからは、仮想通貨としてのILVの特徴を解説していきます。
- Illuviumの基軸通貨
- 流動性マイニングに対応し、投資家への還元が大きい
- ガス代やスケーラビリティ問題を克服
Illuviumの基軸通貨
ILVはIlluviumのガバナンストークンです。
ガバナンスは管理、運営という意味であり、ガバナンストークン=「サービスの所有権、運営権を持つ通貨」と言い換えると分かりやすいと思います。
ガバナンストークンを持つ人はサービスの運営に携わることができます。
具体的にいうと、Illuviumでは評議会という仕組みがあり、ILVの所有者から評議員が選出されます。
評議員はゲーム環境の変更提案を行うことができ、過半数のメンバーの承認を得ると、実際にゲームの仕様を変更することができます。
株主総会で株主が会議に投票できるのと似ていますね。
Illuviumはコミュニティによって管理されるオープンなゲームを作りたい!という思いから開発が始まったプロジェクトであり、コミュニティによって運営されるゲームを目指しています。
ILVは管理運営分散化ツールとしての意味を持っており、ILVをたくさんの関係者に分散させることで、コミュニティファーストの運営を目指します。
流動性マイニングに対応し投資家への還元が大きい
ILVは流動性マイニング(ステーキング)に対応しています。
ILVやILV/ETHのペア、あるいはパートナートークンを預け入れて流動性を提供すると、報酬としてILVが貰えます。
実はゲームがリリースされていない段階からステーキングサービスが提供されており、2022年1月時点では、約1,400億円相当がステーキングされています。
APRは2022年1月時点で30%程度と高く、ステーキングするだけでかなりの報酬を受け取ることができます。
ステーキングで受け取れる報酬は、
- あらかじめ運営側で報酬用に抑えておいた分
- ゲーム内や取引所で使用したETHの5%
が原資になっていて、ゲームで発生した収益の一部が投資家に還元されるようになっています。
この仕組みによって、ILV所有者はゲームが発展するほど得をすることになり、自然とIlluviumを応援するユーザが集まるようになります。
コミュニティによる運営を目指しているIlluviumは、投資家への還元を大きくすることで自らのファンを集めて、好意があるユーザを中心に運営が回るようにしたいという狙いがあります。
ガス代やスケーラビリティ問題を克服
NFT系のプロジェクトやサービスで一番ユーザにとってストレスなのがガス代です。
ガス代・・・イーサリアムのプラットフォーム上で取引を行う際に、取引を記録してもらうために記録者に対して発生する手数料
このガス代、結構高くつきます。
時期によって変わりますが、数千円かかることもザラです。
また、NFTゲームでよく使われるイーサリアムプラットフォームは取引を処理できる件数が全世界で1秒に最大20件程度とかなり少ないです。
処理件数が多くなると、これ以上の取引をユーザに行わせないように手数料がどんどん高くなりますし、処理スピードも遅くなってしまいます。
ブロックチェーンは関係者が同じ情報を分散して保有する仕組みになっています。
一箇所で処理できる仕組みであれば非常に性能の良いサーバを用意すればいくらでも処理件数を増やせますが、ブロックチェーンのような同じ情報をみんなで管理する仕組みの場合、この方法は無理です。
分散管理という特性上、どうしても処理件数は普通のサービスと比べて圧倒的に少なくなってしまいます。
Illuviumは基盤にImmutable Xというレイヤー2ソリューションを採用することで、このガス代やスケーラビリティ(処理件数が少ない)問題を解決します。
レイヤー2というのは、イーサリアムプラットフォームの上の層に独自の層を用意して、こちらで処理を行い、イーサリアムに連携する仕組みのことです。
詳細は省略しますが、これによって大幅な処理速度を実現し、手数料も大幅に小さくすることができます。
Immutable Xは現在ガス代がゼロで利用でき、1秒間に最大9,000の取引を処理することができます。
Illuviumは基盤にImmutable Xを利用することで、ユーザが細かい変更を行うたびにガス代が出てしまうのを気にすることなく、ゲームに集中できるようにしています。
ILVの価格推移
ILVの価格推移を見ていきたいと思います。
- 2021年3月末〜4月
- 3月末に100万枚のセールを実施。
- 2021年4月〜7月
- 3,000円〜10,000円で推移。
- 2021年8月〜9月
- NFTゲームに注目が集まり右肩上がりで価格が高騰。
- 9月には50,000円の値をつけた。
- 2021年12月〜
- 12/1に200,000円まで上昇。ピークの値をつけた。
- その後は、仮想通貨業界全体で低下傾向が続き、下落傾向。
ILVは最大供給量が1,000万と決められています。
仮想通貨の銘柄の中では、最大発行が1,000万というのは比較的少ない方です。
発行上限枚数が少ないと、需要が高まりやすく、価格が上昇しやすくなる傾向にあります。
ILVは発行当初から爆上がりしました。
時価総額は2022年1月で700億円程度で、市場全体では170位くらいの規模感になります。
ILVの価格はどう動く?今後の価格予想
ILVはIlluviumのトークンですが、ゲームがリリースしてすらないのに、注目を集めて価格が高騰してきました。
リリースが近づくとさらに注目が集まり、投資が増えることでさらなる値上がりが予想されます。
Illuviumリリース後は、ILVの価格は概ねゲームや周辺サービスの人気と連動していくでしょう。
ゲームがリリースされてみないと何ともいえない部分はありますが、Illuviumは群雄割拠のブロックチェーンゲームの市場で勝ち残りGameFiの代表格になっていくポテンシャルは十分あると思います。
その理由は、ILVが注目されている理由と概ね共通しますが、改めて説明したいと思います。
まずは、従来のブロックチェーンゲームにはない、最新のテレビゲームのような本格的なクオリティのゲームであること。
2022年の現在、Illuviumがこの分野では唯一無二のプロダクトです。
現状のブロックチェーンゲームユーザだけではなく、いわゆるゲーマーのようなユーザも囲い込んでいけると思います。
ゲーム性もよく練られています。
オープンワールドのRPGゲームであり、収集や育成要素もあり、対人要素もありと奥が深いです。
また、ゲーム経済圏の作り込みもよく考えられていると思います。
一例を挙げます。
モンスターの捕獲率の制御
illuvial(モンスター)は種類別に捕獲率が定義されており、時間が経つにつれて捕まえづらくなり、ある時点を過ぎると捕まえることができなくなります。
illuvialは何匹かをフュージョン(合成)させて強いilluvialを作ることができます。フュージョンに使用したilluvialは消滅します。
すると、初期のilluvialはどんどん希少になっていきます。
希少性が上がると当然価値もそれに応じて上昇します。
この仕組みがあるとNFTが飽和しづらいです。
最初のうちはアイテムが少なく希少性が担保されていたので稼ぎやすかったけど、どんどんユーザが増えてアイテムが飽和してしまい稼げなくなってしまった
というNFTゲームも多いのではないでしょうか。
IlluviumはNFTが飽和しづらいゲームモデルになっており、GameFi「稼げるゲーム」としても注目を集めて人気が出ると思います。
ILVの入手方法、購入方法
ILVはガバナンストークンであり、ゲームでもらったり使ったりすることはできません。
sILVというゲームで使用する用途に用意されているトークンがあります。
こちらはゲームで報酬として受け取ったり使用したりすることが可能です。
残念ながらILVは国内の取引所では取り扱っているところはありません。
購入したい場合は海外の取引所を利用する必要があります。
有名どころでいうとBinanceですね。
口座をお持ちでない方はぜひBINANCEに登録してみてください。
登録・口座開設の方法は以下の記事を参考にしてみてください。
注意点ですが、Binanceを始めとする海外の仮想通貨取引所の大半は、日本円の銀行振込による決済に対応していません。
クレジットカードで決済することもできますが、
- 手数料率が結構高い
- 使用できるカードに制限がある
などの理由であまりオススメできません。
日本円を利用して海外取引所で目当ての仮想通貨を購入する一番オーソドックスな方法は以下の通りです。
- 日本の仮想通貨取引所で円でXRP(リップル)などの仮想通貨を購入する。
- XRPなどの仮想通貨を海外の取引所に送金する。
- 海外の取引所で上記通貨を利用して目当ての仮想通貨を購入する。
日本の仮想通貨取引所の口座をお持ちの方は、普段お使いのところを利用してみてください。
お持ちでない方は、新規に口座を開設しましょう。
日本の仮想通貨取引所はbitbankがオススメ
個人的オススメはbitbankです。手数料が高い「販売所」形式ではなく、手数料が安い「取引所」形式で全銘柄を売買できるのがイチオシのポイントです。
他のメジャーな取引所では、「販売所」の取扱銘柄は多いけど「取引所」で購入できる銘柄は極端に少ない というところが多いです。
bitbankであれば、全銘柄を「取引所」で購入でき、大体のケースでトータルの手数料を安く済ませることができます。
bitbank公式
bitbankで仮想通貨を購入して海外の取引所に送金
登録と入金が終わったら、XRP(リップル)などの仮想通貨を購入していきましょう。
日本の取引所側で購入する通貨はなんでもOKですが、手数料等の余計なコストを抑えるならBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの送金手数料が高い通貨は避けた方がいいです。
XRP (リップル)は送金手数料がかなり安く、海外取引所送金用に購入するのにもってこいです。
購入はスマホアプリがスムーズで便利です。画面下部の「取引所」をタップして「XRP/JPY」を押してください。
黒い画面に遷移します。「注文」をタップすると実際の取引画面に移動します。
赤枠内に希望の価格、数量情報を入力して注文をタップすれば指値注文が完了します。
画面左に並んでいる赤文字と緑文字の真ん中が現在取引が進んでいる注文の価格です。(画面の例の場合、「102.201」)
上記をベースに自分が購入を希望する金額を入力すればOKです。
その後、上記通貨を海外の取引所に送金して、海外の取引所側でお目当ての通貨を購入しましょう。
海外取引所への送金方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
BINANCEのトレードでILVを入手する
BINANCE(バイナンス)へのXRP(リップル)送金が完了したら、トレードでILVを入手します。
トレードのステップは以下の通りです。
- XRP(リップル)とUSDT(テザー)をトレードする
- USDT(テザー)とILVをトレードする
BINANCEには、XRPとILVの取引ペアが用意されておらず、直接交換することができません。
少し手間ですが、一度USDTに交換するのを挟む必要があります。
アプリ画面を例にとって説明します。
まずは、画面上部の検索窓に「XRP」と入力してください。
すると、指定可能なXRPの取引ペアが表示されます。XRP/USDTを選んでください。
チャート画面に遷移します。赤の「売却」をタップしてください。
XRP/USDTのトレード画面に遷移します。
売却が選択されていることを確認し、希望取引価格と数量を入力して「XRP売却」をタップしてください。
一時的に下のオープンオーダーの箇所に注文内容が並びますが、消えれば取引完了となります。
これでUSDTを入手しました。
続いて、XRP/USDTの時と同じ手順で、ILV/USDTの取引ペアを呼び出しトレード画面に遷移しましょう。
希望価格と数量を入力して、緑の「ILV購入」をタップし、注文が決済されればILVを入手完了です。
お疲れ様でした。
ILVのまとめ
ILVはIlluviumのガバナンストークン(基軸通貨)です。
- Illuviumはリリース前から注目を集めている
- 今までのブロックチェーンゲームにはないクオリティで、Axie Infinityを超えるゲームになるのではと期待されている
- ILVは今のうちからチェックしておくべきトークン
昨今のNFTゲームブームやメタバース関連サービスへの期待により、今後も注目を集めていくでしょうし、値上がりも期待できます。
投資を検討される場合、海外の取引所で購入してみましょう。